特長
強固な擁壁構造と案定性
大型ブロック+中詰めコンクリート+専用金網(背面材)により一体構造物を形成し、又 中詰コンクリートが専用金網からのノロの流出により、擁壁背面の裏込め材や現況背面土と接着することにより、擁壁背面と背面土の摩擦力が増し、従来の構造より強固な構造となります。
大型化と軽量部材による優れた施工性
1.0個当たりのブロック面積が2.236㎡以上と大きいので施工効率が良くなります。また、従来の控えの大きなブロックより軽量であるので、施工におけるブロック調整が簡単にできます。
前面の大型ブロックと背面の専用金網の組み立てにおいては、ブロック背面部材が軽量であるので、人力による組立てが可能となり、前面ブロックの設置前、設置後にかかわらず、施工現場の状況に応じた据え付け施工が出来ます。優れた経済性
ブロック控え厚を10cm刻みに計画出来ることで、現場に合った経済断面が築造できます。ブロック控え厚を等厚にすることにより、多段積にするより土圧が軽減できる為、経済断面を計画することが出来ます。